わたし日和

田舎暮らしの定年女子。認知症の母すーちゃんとの日々をつづります。

『ジュリアス・シーザー』観劇。

日曜日、『ジュリアス・シーザー』を観に行った。


13:00開演なので、食事時間が気になるところだ。
地元チェーン店のラーメンを久しぶりに食べようと、早くも2,3日前から決めていた;
今はたまにしか街には出ないので、『MUJI』や雑貨店をうろつくのも楽しかったりする。
そろそろいいだろうと12時15分前にそのラーメン店に近づいて行くと、あろうことか二重の列ができているではないか!
どいこと~、こんな早くから人はラーメンを食べたいのか~?
確かに日曜ってこともあってかたくさんの人が街に出ている感はある。


しかし、どうしても食べたいってお店でもないし時間も迫ってきているので・・・




会場までの通りにある博多ラーメンのお店にしたよー。
先日の福岡では食べるチャンスが(もう、そんなにいろいろ食べられないお年頃;)なかったので、久しぶりに食べられて美味しかった~~。
そして、ラーメンにはやっぱビールよねぇ。



さて、お芝居。


久しぶりの『シェイクスピア』。
すべて女性だけで演じられるってことにしばしの抵抗があったが、キャストが好きな女優、観てみたかった女優が盛り込まれていたので、観てみることにしたのだ。


いやいや~、すごかった。
その台詞量、気迫。
『吉田羊』、なんていうかな、女優になるべくしてなった人って感じだわ。今の彼女の
地位はただただ本人の素材、努力だろう。


『ジュリアス・シーザー』の死後の『キャシアス』の演説のシーンで、市民たちがその計算された弔辞に心惑わされ一瞬にして翻ってしまう姿は、紀元前もネット社会の現代もおんなじだわ、と感じさせられた。


ただ、最後まで女子たちの一人称「俺」には違和感が残ったままだった。
わたしだけ?


日生劇場で『三田和代』を観たのは確か高校1年の時だから・・・43年前?
今もお元気で、しかも勇敢なお姿を拝見できて本当に嬉しかった。


お芝居って、本当にいいですね。(誰?)




会場を出るとまだ明るい時間であることにちょっと驚いた。


会場前の銀杏がいい色合いになっている。
そんな並木を歩きながら駅に向かった。