わたし日和

田舎暮らしの定年女子。認知症の母すーちゃんとの日々をつづります。

旅、三日目最終日。

京都駅から新大阪に出て、特急くろしお1号に乗りいざ白浜、アドベンチャーワールドへ。
待ってろよ~~楓浜~。




気分は高まるばかりでしょ~。


乗車時間は2時間37分。
和歌山は確かに、遠い。不便。
でも、みんな見たいよねー会いたいよねーパンダちゃんたちに。


今は亡くなっておられないのだが、叔父のお見舞いに那智勝浦に何度も車で来ている。ほとんど一日がかりだった記憶がある。




ここでも本を読んだり外を見たりして過ごしていると・・・
何やらどやどやと警察官が何かを探すように巡回している。
え?これは走行中の電車だよね?


そうか、朝のニュースでもいっていた。
またも電車内での事件をまねた模倣犯が捕まったと。


どんな思考回路であんな事件を次々起こすのか、遭遇したらたまったもんじゃないがもはや人ごとでもない。






やってきましたよー。



そしてこんにちははじめまして、お母さんパンダの良浜と楓浜。




今月22日に1歳をむかえる楓浜。
お外デビューもしたばかりらしい。


わたしがパンダを見るのは2度目。
1度目は上海の動物園。
まさか赤ちゃんパンダをこんなに近くで見ることができるとは思ってもいなかった。
もうただただかわいい。
ずーっと見ていられる。
実際、園内滞在時間4時間あまりのうち9割はパンダちゃんにくぎ付けでした;




食べるだけ食べたら、ふたりしてお休みよ~。
このカタチがいいのよ~。
こんな姿でさえ見ていられるの。


そうはいってもわたしもお昼にしましょ。
和歌山ラーメンですわ。
えっ?和歌山ラーメンってこんななの?
もっとあっさりラーメンかと勝手に思ってたけどそれは間違いでした。



そして、またパンダちゃんを見に行く。




ん~、お名残惜しゅうございます。
またいつか会いに来るからね~、その時は楓浜もママになっていたりしてね。
(ゼロ歳児に気がはえーわ;)





さよなら、パンダちゃんそしてほんのわずかな滞在の白浜。



そして乗り換えること2回、夜10時過ぎ自宅に無事に帰りました。


今回の旅で読了した『燃え殻』の『これはただの夏』、またまた最後に泣いてしまいました。泣いてばかりの今回の旅。
わたしもかなり年をとったんでしょうね、伊達に還暦じゃないわね。


楽しかった。
ひとり旅。
悪くはありません。
自分を(今更ながら)知ることもあります。


次は・・・京都をじっくりだな。






ソックスはすーちゃんへのお土産。
どら焼きは父にお供え。

旅、二日目。

『シアトルベストコーヒー』でサンドイッチとコーヒーを買い、広島へ。


この旅で必ず訪れたかった原爆ドーム。






市内電車を降り、入り口に近づくと自然と涙があふれてくる・・・。
二度と人類が体験してはいけない原子爆弾投下の跡。
わたしが生まれるたった16年前の跡である。




広島駅に戻ろうと再び市内電車に乗り、町並みを眺めていると・・・
おやおや、すれ違う電車が広島駅行きになっているではないか;
車掌さんに確認するとどうやら広島港行きに乗ってしまったらしい。


途中下車して広島駅行きに乗り換えたのだが、どうやら市内をぐるりしたみたいで、結果楽しかった。
急ぐ旅ではないので、こんなハプニングも楽しめる余裕だ。





そしてそして、待望の広島牡蠣~~。
もうもうめっちゃ美味い。
4年前に友達と来た宮島で食べたっきりの生牡蠣だ。
感動しかない。
何度声にだして「美味い」をいったことか。
そしてコレには広島レモンのサワーが合う合う。
おかわりもしちまったよ。



そして、広島を後にして京都へ。



ホテルのチェックインには早いので、荷物は持ったまま(リュックなので背負ったままか)で市内バスに乗り清水寺へ。





清水の舞台から;撮った一枚。
遠くには泊まるホテルがある京都タワーも見えるんだな。
紅葉にはまだ早いと思っていたが、意外にも色づいていてきれいだった。


子供たちの修学旅行も再開されはじめたのか、小学生や中学生が団体で楽しそうに観光をしている。わたしが修学旅行で京都に来たのは、はたして何年前だったのか・・・;




駅前に戻り、京都タワーホテルにチェックイン。




お部屋は小さいけれどもこぎれいで不満は一切なし。
これで、4,000円よ~。




京都では先日みた映画『きのう何食べた?』でシロさんとケンジが訪れたうどん店へ行って鶏カレーうどんを食べたかったんだけど、新幹線の中で月曜日が定休日だと知って断念。でも、口がうどんになっていたからか・・・




美々卯になってしもーた。
これはこれで美味しかったよ。
でも、次回(いつ?;)は絶対に『日の出うどん』で鶏カレーうどんよ!

JR西日本どこでもきっぷでGO~。


『JR西日本どこでもきっぷ』3日間22,000円を使って旅に出た。


7日朝、さっそく博多に向かって新大阪乗り換え。
駅構内でカオマンガイ弁当を買う。
春巻きもプラスしたよ。



未だ車内販売はないので、忘れず;ビールもゲット(←いちいち古いわ;)


新幹線さくら553号の乗車時間は2時間44分、お弁当食べて、本を読んで外を眺めて至福の時間はあっという間で、電車好きのわたしには短すぎるくらいだ。




博多到着後、先ずはホテルにチェックイン。
過去3回のこの博多では全日空ホテルだったが・・・今回はそうはいかない。
如何せん無職だ。
『博多グリーンホテル』、なんと3,600円。
だけれどだ、駅から徒歩1分(ウソじゃなかった)そしてきれい。



レディース限定プランなので



こんなモノも付いていて嬉しい!





さて、荷物を置いて落ち着いたら




博多座で『夫婦漫才』を観る。
チケットは当日券で3階席最前列4,000円を購入。


ここを訪れたのは2度目、大好きな劇場だ。
今回の旅はここが目的ではなかったが、たまたま4日間のみわたしの好きな『大地真央』が主演しているお芝居を上演していて、超ラッキーだった。


笑って楽しめるお芝居かしら・・・と思って観ていたのだが、長く連れ添ってきた夫よりも先に亡くなってしまった妻が黄泉の国から「もっと長く生きたかった、できれば夫と一緒に死にたかった、でもいい人生だった」と再びあらわれるラストのシーンでは号泣。
会場からもすすり泣く声があちらこちらから。
観てよかった、いいお芝居だった。
このような商業演劇は、みんなが満足できるように創ってあるのは当然だけれど、やはりなんといっても『大地真央』の美しさと存在感が圧倒的であった。
ザ・スターである。









駅前はすっかりクリスマス。
カップルや女子たちが写真を撮りまくる姿は微笑ましい(またまたおばちゃん発言;)
あ、中には恥ずかしそうにスマホで写真を取り合うおばさま集団もいて、これもいいね~。
街は活気を戻しつつあるようだ。



もつ鍋はマストだけれど、その前に・・・とお店を物色していると沖縄料理のお店発見。
もずくの天ぷらは沖縄料理のお店でしかいただくことはできないのでチャンス!


ところが、オーダー後に再び戻ってきた定員さんに「本日のもずく天ぷらは終了してしまいました」と告げられる・・・。
だからといって、座ってしまったもの出るわけにはいかず『オリオンセット』だけをいただくことにした。




オリオンビールにミミガー、久しぶりだな~、これはこれでよかったな~、なんて飲んでいたら・・・



ゴーヤのかき揚げもでできたー!
これで1,100円って、安くない~?;




で、次はもつ鍋である。
前回は一日に2度もつ鍋を食べた歩いたもつ鍋好きのわたしだが・・・もしかしてお年のせいかしら、今はそれはムリ。



鶏皮の酢の物が美味い。




安定の生もつである。
美味いな~~これも地元では食らべれんからな~。


今宵は(も?)ほろ酔いでホテルに帰り、ローズの香り漂うバスクリンのお風呂に入り、足裏シートを貼って休んだのである。