わたし日和

田舎暮らしの定年女子。認知症の母すーちゃんとの日々をつづります。

ホットドッグはおやつ。

わたしは二階に寝ている。
昨晩おそくに、階下からから「白髪がやだ~」と叫ぶすーちゃんの声を聞きながら眠ってしまった。
トイレにつれていった居候との会話だ。


朝、居候からのメモによるとすーちゃんは髪を染めてほしいと訴えているらしいのだ。
一年ほど前までは白髪が目立ってくると染めてほしいといってきていたが、最近では鏡を見てもなにもいわないので、気にもしなくなったのかなと思っていた。
そして今はきれいな白髪になったところだったのに。


もう十年も前からすーちゃんのヘアカットとカラーはわたしがしている。
なんだったらコロナからこっち(どっち?)わたしは自分の髪も自分でカットしている。
もちろんわたしは素人だが、すーちゃんの父親は床屋を営んでいた。
すーちゃんは床屋の看板娘ってとこだったのだろう。


さっき、すーちゃんをトイレにつれていったさい「日曜に髪を染めようね」っていったら「ありがとう」とうれしそうだった。






電車の待ち時間。
おやつにホットドッグ。
気持ち、レタスドッグで。





そして、もちろん夕飯は軽くだ、もちろんだ。
さつま揚げとぬか漬け。